よもやま話

第8回 「恩師3」

中2の3学期の頃、徳永二男先生に習い始めた私。
今まで味わったことのなかった、目の前でのプロの演奏や音色に、
ある意味天地がひっくり返るほどの影響を受け、
最初のレッスン後に・・、

「私、音大に行きたいっ!」

と思うのでありました。

で、約2ヶ月でしょうか?
徳永先生のもとでの修行は短いものでしたが、
その後、訪れた田中千香士先生は、
「なんか弾いてみて〜。」

で、その頃、徳永先生に教わっていた、
サンサーンスのワルツ・キャプリスを
演奏してみました。。。
が、先生は、
「そんな難しい曲じゃなくて、もっと音色が聞ける曲。」

え〜〜!?練習してないし〜〜!

なんて私を尻目に、

「◯◯の2楽章は?」

なんて平気で聞いてくる。

今になって思えば、どんなに難しい曲でも演奏できるテクニックより、
すぐになんでも綺麗にまとめる技術のほうが数十倍大事である!
うん・・理解できる。
でも、あの頃は難しかった。

ということで、私は中3の冬休みの頃から、田中千香士門下となり、
先生の元での自由奔放、ならびに自己管理必須な学生時代が始まるので
ありました。

千香士門下は基本、先生のもとに拠点を置き、
あとは自由気ままにやりたい道を探る。
だからこそ、葉加瀬太郎のような変わり種も、
はたまた国際コンクールで
優勝してしまうような逸材も排出するのである!

そして私のように、学生の頃は人一倍真面目だったのに、
社会人になったとたんに、いわゆる業界に入ってしまう、
そんな変わり種も生まれるんですね〜♪

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