コラム

アマチュアの演奏とはいえ、やはり、観客を魅了するような豊かな表現と迫力のある力強い演奏をしたい!

そう思いませんか?

東京都内だけでもアマチュアの演奏団体は数え切れないほど多くあります。
その中には「セミプロ?」と一瞬勘違いしてしまうほどレベルの高い演奏をしている団体も!

素晴らしいですよね。

オルフェーオも毎回の練習で先生たちが奮闘しておりますw

ただそうした願いも虚しく、なかなか団体としての総合的な演奏能力が高いアンサンブルの団体になるためには、残念ながら、アンサンブル(合奏)の時に練習に参加するだけでは
実現は難しいと思います。

なぜなら、

合奏の練習の時は、全体的なバランスとしての
表現の調和。具体的に言うなら、強弱のバランスを整える、弓の弾く場所を揃える、ビブラートの速さや幅を揃える、音の出や切るタイミングの精度を高める、などなど。。

そういった、今練習している(次回の演奏会のプログラム)曲を仕上げるための練習時間だからです。

ここで、個人レッスンで指導するような、

バイオリンの構え方だの、弓の持ち方だの、
チェロの弓のスピッカートのそもそものやり方だのビブラートのかけ方だの!?

ま、もちろんざっとは説明することはあります。できていない人がいるのを無視するということはありません。

しかしっ!

あくまでも「ざっとです」。

個人レッスンでマンツーマンで例えば1時間のレッスンをこの日はずーーーっとビブラートについて。
のような教え方を合奏の練習の時にはしません。というか、できません。

それがアンサンブル(合奏)の練習時のパターンです。

それでも、入団希望の人からの質問で、

「毎回トレーナーが指導してくれるということは、細かい所から教えてくれるのでしょうか?自分はまだ技術に自信がなくて音程とかも一緒に確認してくれる練習なのでしょうか?」

「まだファーストポジション(第1ポジション)までしかできません。貴団(オルフェーオ)では、トレーナーが指導してくれるとのことで、ポジション移動の練習の指導を受けられるのでしょうか?」

といった内容もたまにいただきます。


これはさすがに「はい」とは答えられません。

先にも書いたように、合奏練習と個人レッスンは全く違うものです。

そして、そういったお願いに答えられない理由は、演奏会に向かって曲を仕上げる、という理由の他に、

アンサンブルの団体メンバーにはいろいろな技術(演奏)レベルの人がいる、ということです。

先程の質問をいただくような、
わりと初級レベルくらいで、そこまで演奏できないけれど、みんなと一緒にえんそするのは勉強になるし、仲間がいることでバイオリンやビオラ、チェロの練習にもヤル気がでる!

という人もいれば、

セミプロレベルで小さい頃から楽器を演奏していて、だけど一般の企業に勤めた人。

なんて人も同じアンサンブルにいたりします。

実際、我が団体「オルフェーオ」も

すぐ弾けちゃうのね〜!

なんて我々トレーナーたちも感心してしまう団員も増えております。

そして、アンサンブルの団体として魅力的なのはどこだ?
とこれから入団しようと検討している人たちの
希望している内容はだいたい、

・有名な曲を演奏する機会を作ってくれる団体
・団費がそこまで高くない団体
・自分の普段の生活圏内にほどほど近いエリアの団体

そして、

・活気があって、演奏レベルが素晴らしい団体

です。

特にこの最後の「演奏レベルが素晴らしい団体」
ここが一番入団希望の検討する上での着目点になります。

だって、演奏が良かった本番の後の打ち上げ、盛り上がりますもんね〜!

本当に皆さん、アルコールが入ったテンション高め!な口調で、頬を赤らめながら楽しそうに「今日はさ〜!」
「あそこ悔しかったなぁ!」
など、お互い反省しながらもやりきった感が溢れ出る姿はとっても素敵です。


ちょっと話逸れましたが、

アマチュアとはいえ、弦楽アンサンブルに求められる普段の練習内容や団体としての資質・レベルは、団の存続としても重要な案件です。

だからこそ、アマチュアで弦楽器を演奏している皆様に考えて欲しいこと。

個人の演奏技術のレベルを高める努力も怠らないでください。

次回の演奏会のプログラムの曲を使って、
「ながら個人演奏技術の向上」プロジェクトで大丈夫だと思います。

そこに基礎練習の音階(単旋律と重音の音階)
を加えたりして、音階を一音一音伸ばして弾いてビブラートの練習をしたり、プログラムの曲の中にあって、いつも間違えて止まってしまう速い所を重点的に練習したり。

もっと自分の演奏している、今自分の楽器から出ている音色について、もっと興味や欲を持ってください。

そういう「飽くなき欲求」が結果的に皆さんひとりひとりの演奏能力を高めていきます。


「でも1人じゃなかなかよくわからないし」

そういう人は、やはり先程も書いていました
個人レッスンを受けるのはどうでしょう?

先生が一緒という安心感と、自己流だと陥りやすい間違った情報(技術)をリサーチしてしまうなんていう、なんとも遠回りな無駄なことにならなくて済みます。

アンサンブル・オルフェーオの主催責任者である
中川貴美子が同じく代表を務める音楽教室、

「日本弦楽教室ミュージック・アカデミー」

でも、バイオリンやビオラ、チェロの個人レッスンが受けられます。

オルフェーオと同じく、一流の現役プレイヤーたちが講師を務めているので、目標にしたい演奏を目の前で聴けて、かなりモチベーションも上がりますよ。


オルフェーオでの合奏練習とともに個人レッスンもしっかり!

頑張っていきませんか?


オルフェーオの見学・参加ご希望の方は、
ホームページの右上の「お問い合わせ」から。


個人レッスンをご希望される方は
↓こちらから↓
日本弦楽協会


一緒に弦楽器の演奏を楽しみましょう!

うちの団のメンバー、練習の時に、足元にスコアを置いてる人がほとんどです。
いいんですよ、置いといて。
ただ、何にもの申したいか、と言いますと、
私が
「だから、ここはビオラと同じ動きでしょうがっ!」
とか、
「ここは、前からセカンドが刻んで来たリズムにまるでパートが
変わってないみたいに受け継いで弾くといいんでしょう!」
とか注意すると、にわかゴソゴソ足元のスコアでその部分を探し始める。
そんなことはうちで見てこい!
少なくとも、曲を聞いている時に、
「あ、ここはどのパートに注意すればいいんだ。」
「ここのお休みはカウントが難しいけど、このフレーズ聞いたらでるんだ。」
とか、あらかじめ理解して、自分のパート譜に書き込んでおいて、
実際の練習の現場で役立てるべきことなのね。
言われるまで気づかないとは、到底考えられません。
「速すぎて耳が追いつかないんです。」
とか、すぐに反論する人が多いけど、
楽譜の音の並びを絵画のように見ていたらわかると思うんですよね。
だって、同じ形してるんですもの。
波の絵をみて、波の形が多少大小違っても、波ってわかるでしょ?
16分音符がズラズラー、って書いてあるところが、
スコアで上下してもそのくらいは見てわかるでしょ?
そんなに目が悪いのか?
そして、先ほども書いた通り、それをおうちで確認してくること。
現場でガサガサゴソゴソ、スコアめくっている場合じゃあないよ。
そういうことを理解した上で、実際自分の視覚聴覚で感じ取ることができるか?
チャレンジすることが大事なんですから。
理解してからの景色はとってもクリアです!
なんと言いますか、「思うつぼに入ってる!」的な、
勝負に勝ったような、そんな充実感があるかと思います。
しかし、プロの連中はそんなことはとぉ〜っくにわかって弾いてるんだからね。
でなくちゃ、本番であんなにピッタリ噛み合って曲を
仕上げるなんてできないんですよ。
皆もチャレンジはすべきです。

ちなみに、私や、我がオルフェーオトレーナーの方々もやっている、
レコーディングの時は、初見で弾きます(よね)。
そして、スコアなんて事前に見ません。
初めて弾く曲、一度練習で弾いてみた時に、
「あ〜、こうなってるわけね。」
とあちこち理解し、曲を仕上げていきます。
お互いのパートの音まで聴いていて、
「ここの8分音符、スタッカートはどのくらいにします?」
「○○のとこ、スラーにする?」
なんてこともヒソヒソ相談...いや、指示を出して(基本、バンマスの私が)、
すぐ実践します。

ま、初見で弾いて、仕上げて終わるなんてことは
アマチュアの演奏会にはないけど、そのくらいのチャレンジ精神で、
曲に取り組むのはありだと思いますね。

なんでも、「まだできない。」「すぐにはできない。」
否定的な言葉ばかりが無条件に口に出るところ、
直したほうがいいんじゃないかな〜???

連載コラムの内容を自由に書けるようになったので、最近(ってか、ここ1年くらい)思っていることを書いてみようと思います。
前身のアーリーバードの頃より、一昨年くらいまで、我が団(オルフェーオってことね)の定期演奏会は1年に1回でした。まぁ、月2回の練習スケジュールですし、団員の皆さん、普段あまり練習できないし、実際、直前(前日)まで、
「明日は弾けるのかよっ!」なんて、私の注意を通り越して、単なる暴言&罵倒と言って間違いない台詞にシュンとしつつ、やっぱり本番はいつも弾けない場所が弾けない。そんな出来でしたから、これ以上、短い期間で曲を仕上げるのは不可能かしらん?なんて、考えてやっていました。
しかしまぁ、こういうアマチュアの団体というのは、いつまでも初期のメンバーだけでやることはまずなく、突然、そう、失恋のように、ある日、つれないメール1通という形で一人また一人と脱退する。あ、ちなみに、私は失恋経験はありません(笑)。←ど〜でもいいですね!
そして、同時に、興味を持ってくれた知らない誰かが、「次回、見学したいです!」「入団したいです♪」と、入ってくれる。そう、メンバーなんて、全く定着しないことが多い。なぜなら、アマチュアの方々というのは、あちこちの団に入って、つまみ食いのように、美味しいところを味わって、はい次っ!はい次っ!と梯子をするのがお好きなようだ。
あ、そうでない方もいます。全員ということではありません。
そうでなくても、突然の転勤であったり、お仕事のシフト移動があったり。続けられない理由ができてしまう方も多い。

で、何を言いたいかといいますと、アマチュアの団体の演奏会は、年に2回、というパターンを取る団体がほとんどです。
やはり、多くのアマチュアの方々は、本番を楽しみにしています。あの緊張感、そして、打ち上げ(どちらかと言うと、こっちのほうが大事なのかな?)
ですので、我が団も、新規のメンバーを確保するためにも、多くの団体にならって、昨年より、年2回という方針にしました。と言っても、厳密に半年ごとではなく、だいたいそのくらい、という感じですが。まだ、メンバーがそのスピードに慣れていないので、無茶をしても、演奏会で悔いばかりが残ってしまいます。ですので、徐々に慣らしていこう、という程度の間隔になっています。
最初はかなり、大変でしたが、前回の演奏会が終了したあたりから、メンバーの考え方も少しずつ変化してきたようで、「1年に1回では、中弛みしちゃうよね。」くらいの感想が持てるようになったみたいです。
まぁ、無理に本番を行うのは、という意見もありますが、そこらへんの調整の仕方に関しては、メンバーがなんと言おうと、音楽に関しては、私のほうが断然詳しいので、言うことは聞いてもらいます。普段、会社にお勤めしてようが、主婦は大変なんだ、と言われようが、本番に気持ちを持って行くためのメンタルに関しては、文句を言われたって、私のほうがよく知ってるもん!
ということで、今後も、我がオルフェーオは、年2回の定期演奏会を重ね、アマチュアの方々に広く、知っていただけるよう、頑張って活動していきたいと思います。